ペルソナを作成する

マーケティングについて調べると、必ず登場する「ペルソナ」。
実際に活用している方もいらっしゃると思います。
また、本当に必要なの?と疑問に思っている方も多いかもしれません。
この頁では、ペルソナにどんな役割があるのかをまとめてみました。

ペルソナとは?

商品やサービスを利用している、架空の顧客像を具体的に設定します。
この顧客モデルが「ペルソナ」です。
ターゲットの設定と違い、属性や行動・心理などを細かに設定し、リアルな人物像を作ります。
なぜ作るのかというと、ユーザーに感情移入し、寄り添う立場で行動できるようになり、お客様に共感してもらえるマーケティング活動が行いやすくなるからです。
広いユーザー層に向けた情報発信よりも、特定の方のために作成し、課題や趣味に合わせたコンテンツやサービスを届けた方が心にささり、印象に残ります。
設定以降の戦略はペルソナにポイントを絞るので、優良な顧客像からペルソナが外れてしまうと施策も外してしまうことになります。リサーチした情報で丁寧に作成していきましょう。

ペルソナ設定のメリット、デメリット

サイト制作やマーケティングを行う上で、どのような効果があるのでしょうか。
ペルソナ設定を行うメリット・デメリットを簡単にまとめました。

  • メリット

    • 制作チーム共通の認識ができる
    • ニーズ・課題をとらえ、発想や企画が生まれやすくなる
    • 自社利益よりもユーザーにとっての利益を優先して考えられる
    • メディアの選択、優先するコンテンツ作り、コピーや広告作成に生かせるため、届けたい情報を効果的に発信できる
    • デザインの判断基準となる
  • デメリット

    • 時間、予算がかかる
    • 商品やサービスに合わないペルソナを作成するとその後の戦略も外れてしまう

ユーザーのために何が必要かを判断でき、サイトのインターフェースや導線も設計しやすくなります。これは作業の時短、コスト削減にも。
また、共感するポイントが増えることで、ユーザーも安心して効率的に購入できます。UXの向上、サイトのファンを増やすことにもつながります。

調査不足でターゲットから外れたペルソナを作成しないよう、社会的属性だけでなく、心理、地域、行動等もリサーチしていくことが大切になります。
それではどのように情報を収集し、ペルソナを作成していくのでしょうか。

ペルソナの作り方

  • 1ターゲットの情報収集

    〇既存顧客情報
    〇インタビューやアンケート
    〇SNSチェック
    〇統計データ活用
    〇グーグルアナリティクス(オーディエンス→インタレスト)の確認
    〇顧客に一番接している営業やサポートスタッフからのヒアリング

    上記の方法で顧客や見込み客から様々な情報を収集します。

    性別、年齢、学歴、家族構成、収入、地域、休日の過ごし方、職種、仕事で求められているスキル、利用しているサービス、目標、課題、悩み、情報収取の手段、購買に関する情報、利用メディア…等

  • 2収集した情報をまとめる

    ①で収集した情報から共通した項目をピックアップしてペルソナを形作っていきます。

  • 3ペルソナを簡単な物語で表現

    ②を元にストーリーを作ってリアルな人物像を描きます。
    商品・サービスを「知る」ところから「顧客になる」までの流れを、そのペルソナならどのようなストーリーで展開するのか、文章化してみましょう。なぜその行動をとるのか「動機」「心理」を記述するのも大切なポイントです。

まとめ

「マーケティング」「メリット」「戦略」などの言葉を用いると難しく考えてしまいます。
しかし「ペルソナ」は、「お客様はどうしたら喜んでくれるかな」という、いつも思っていることを考えやすくするツールの1つになると思ってチャレンジしてみては?

Webサイトを構築する上でも、顧客の課題・興味・心理を把握して作るのと、イメージだけで作るのでは、共感してもらえるかどうかに大きく差が出てきます。
例えば、「50歳前後の車に興味ある男性」と「毎週ドライブで出かけたり、車の内装にこだわっている上尾市の田中さん48歳」にそれぞれメッセージを送るとします。この場合、後者の田中さんの方が書きやすいと思います。田中さんのためにどんなメッセージを送ろうか、アイディアも浮かぶし感情移入しやすいですね。

「ペルソナ」作成には、時間もスタッフもコストも必要です。けれど、メリットをマーケティングに生かすことができれば、ユーザーも安心して効率よく商品を購入でき、悩みや課題を解決することができます。ブランディングや販促・集客を成功させる力になります。企画・案件・納期に応じて取り入れてみてはいかがでしょうか。