初心者でもOK!WordPressでできるホームページ更新

初心者が取り入れやすいWordPress投稿のポイント

「検索順位を上げたい」「サイトを改善したい」「コンテンツマーケティングを始めたい」
でも、どのように手を付けたらよいの?…このようなお悩みはありませんか? 
また、「文章が苦手だから、記事を投稿しても読んでもらえないのでは?」「SEOのことは分からないから、せっかく更新しても検索にかからないかも」と不安の声も。

そのようにホームページを作ったけれどまだ更新できていない方、ぜひチャレンジしてみませんか?
WordPressならコーディング知識が無くても更新できます。また、少しのコツでSEO対策を意識したページになりますよ。ここではWordPress初心者に向けて、記事アップのポイントをご紹介します。

サイト更新のメリットは?

ホームページを更新しないと、訪れたユーザーはどのように受け取るでしょうか。
「活気がない会社かな」「最後のお知らせが2015年…ということは、このサイトの情報は古いものかもしれない」などの印象を与えてしまい、せっかくアクセスしてくれても記事を読まずに離脱してしまうかもしれません。
ホームページは名刺代わり、会社の情報が記載されお問い合わせフォームがあれば十分だというご意見もありますが、せっかくのホームページですから営業や集客、ファンづくりに利用していきませんか?

下記はサイト更新のメリットの一例です。

  • ユーザーからの情報の信頼度があがる、新しい情報を安心して閲覧できる
  • 検索エンジンからユーザーに有益と判断されることで、検索順位に影響
  • 上質なコンテンツがファンを増やし、コンテンツの蓄積が将来の集客を左右
  • ユーザーの購入前のネット調査(ZMOT)に対応

効果が出るのに時間がかかるため、すぐに売り上げにつながるとは言えませんが、長期的に見ると一歩ずつ踏み出すことで状況は変わり、可能性が広がります。
また、多くのお客様は商品購入やサービスを決めるのに事前にじっくりネットで調査をします。ここで出遅れないよう、商品・サービスの良さを分かりやすくお伝えしたいですね。

サイト更新の前に

情報発信はしたいけど、サイト更新に手を付けられずにいる理由に、「表示が崩れてしまうかもしれない」「内容が消えてしまったらどうしよう」という不安がありますよね。

既存ページの編集時にはバックアップをとっておくことをおすすめします。
編集画面をテキストエディターにすることで、コードが表示されますので、それをメモ帳などにコピーペーストしておけば、何かあった時に元に戻すことができますよ。また、更新ボタンを押さなければ反映されないため、こまめにプレビューを確認していきましょう。

投稿ページ、固定ページ以外のファイル、例えばfunction.phpなどは、記述ミスでサイト画面が真っ白になったり、WordPressの編集ができなくなってしまう恐れがあります。不安な方はFTPからダウンロードして編集するか、制作会社にご依頼ください。

新規ページ更新のポイント

コンテンツのテーマを決める

ユーザーに情報を分かりやすく伝達するため、1つの投稿につき1つのテーマに絞ります。
文章を上手に書きたい、魅力的な内容に仕上げたいと、ハードルを上げてしまうと記事を投稿するのが負担になってしまいます。まずは、「お客様が知りたいことはどんなことか」を考え、この記事を読んで喜んでもらいたい、役立ててもらえるかもしれない、と楽しんで書いてみるのがおすすめです。

パーマリンクについて

パーマリンク(ページのURL)のつけ方のポイントです。
何もしないままアップしてしまうと、タイトルに入力したテキストの一部がURLになります。日本語のURLでは、コピーペーストすると日本語ではなく長い記号の羅列になってしまうため、なるべく避けます。
簡潔で、見て内容が分かりやすい方がユーザーに便利なので、記号や数字ではなく、意味のある英単語に変更しましょう。
タイトルを英訳して、理解しやすいよう2~3個の単語を入力します。単語をつなげる際、Googleが推奨しているのは「-(ハイフン)」です。

見出しタグについて

文章に見出しをつけることで、内容のまとまりが分かりやすくなります。

見出しのテキストを入力したら、テキストエディターで編集している場合は見出しタグで囲みます。ビジュアルエディターで編集している場合は、見出しのテキストを選択し、編集画面のツールバー「段落」の中から適した見出しをお選びください。

編集画面

見出し1は、ページに1つが望ましいため、投稿のタイトルに使われることが多いです。見出し2~6の中から選択しましょう。数字の小さいものほど大きな見出しになります。大見出しの中に中見出しがあり、その中に小見出しがある、というように構成していきます。

このように見出しをつけることで、ユーザーにとって読みやすく、検索エンジンにとって構造を理解しやすいページになります。

見出しについて、こちらでもご紹介しています。

画像のALTタグ

画像を挿入する際、altタグを入力する欄がありますね。こちらは、何かの理由で画像が表示されなかった場合に表示されたり、音声ブラウザが画像についての説明を伝える「代替テキスト」となります。きちんと入力することで、ユーザビリティの向上になり、検索エンジンのクローラーも画像の内容をこちらで把握しています。「Google画像検索」からのサイトへの流入も見込め、SEO対策にもなります。

引用タグ

他のページなどから文章を流用したい場合があります。
その際、そのままテキストをコピーペーストし、テキストで「~からの引用です」と入力しても、検索エンジンには引用だと伝わりません。重複した内容ということでペナルティを受けてしまうリスクもあります。
引用する文章には「引用タグ(blockquote)」を使用します。引用元へのリンクも必ず配置しましょう。引用元はciteタグで囲みます。

引用タグ

引用タグを使っていればいくらでも引用していい、というわけではありません。頻繁に使用するとページの質が問われてしまうため、本当に必要な時のみ引用するようにします。また、引用した内容に修正を加えてはいけません。

テキストでも画像でも、引用・転載は著作権などに関わり、違法と判断されてしまうケースもあります。引用する際は著作権について調べておきましょう。

タイトルとディスクリプション

投稿ページのタイトルは、コンテンツのテーマと合った内容にし30文字程度に収めます。
ディスクリプションとはページを簡潔に説明した文章で、120文字程度にまとめましょう。これらは検索結果に表示された際、ユーザーが自分が探している情報かどうかを判断する重要な要素です。クリックされるかどうかを左右することもあります。なるべくキーワードを前方に配置し、読んでみたいと思っていただけるような内容を心がけましょう。

ディスクリプションをどのように設定するかは、サイトの作り方によって異なります。また、「All in One SEO」などのプラグインを導入し、簡単に設定することも可能です。
ディスクリプションをお客様側で変更することを想定して制作していない場合もありますので、分かりにくい場合などはご相談いただければと思います。

XMLサイトマップ

XMLサイトマップで検索エンジンにクロールしてほしいページを伝えることができます。大規模サイトや、公開して間もないサイトにおすすめです。
こちらもWordPressならプラグインで簡単にXMLサイトマップ作成を行うことができます。

おわりに

WordPressの更新は、操作に慣れないと時間もかかり、はじめは大変に感じるかもしれません。
けれど、慣れてしまえば、お客様に喜んでもらえるサイトへ育てていくことが可能になります。コンテンツの質を上げていくことで検索順位が上がれば、集客の重要なツールとなるでしょう。

対象とするお客様のニーズに合っていれば、投稿した情報を見て、「本当に助かった」「このページがあって良かった」と感じてくれるユーザーが必ずいます。そのようなお客様を一人でも増やしていけると嬉しいですよね。

弊社では納品の際、ご希望の方に簡単な更新マニュアルを作成しています。また、更新手順に不明点がでてきたらその都度ご連絡をいただければと思います。ご希望に添えるようできるだけサポートさせていただきたいと考えています。ぜひお気軽にご相談ください!

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