目的をはっきりさせて、伝わるホームページを作りたい!
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ホームページ運用の目的は?
何のためにホームページを作るの?
ホームページを運用することで得たいメリットは?
情報を「誰に向けて」「どのように」届けるのかは「目的」によって異なります。
何かを始める時、目標や目的を明確にしてからプランを立てますよね。
同じように、目的に合わせて対象のユーザーに適したホームページを設計します。
そのため、効果のあるホームページ制作にはこの「目的」がとても重要なんです。
ホームページの目的には「認知度アップ」「問い合わせ・申し込み」「会社紹介や採用」「営業ツール」等が挙げられます。ここでは大きく5つに分けて目的ごとに重点を置きたいポイントをご紹介したいと思います。すべて大切な要素ですが、まずは最も優先したい目的に合ったコンテンツ作りを考えてみましょう。
認知拡大を目指したい
何かを購入する際、似ている商品でもなじみのある大手を選んだり、知らないという不安から購入に至らなかったりした経験があるのではないでしょうか。
中小企業が勝負するには認知度の向上が大切ですね。
「認知度」は会社が有名になることではなく、「〇〇ならこの商品」のように「強みや魅力」が理解されることを指しています。
それでは、サービスの良さを知ってもらい、信頼して自社を選んでもらうためにはどんなコンテンツを届けていけばよいのでしょうか。
認知度向上のためのポイント
- 商品やサービスのわかりやすさ
- 視点を変えてアピールする
- 他社ではなく自社が選ばれる部分は何かを探し強調する
- 自社の開発ストーリーや商品への思いを伝える
- どのようにユーザーとコミュニケーションをとっていくのかを決めて施策を立てる
- コンテンツマーケティング
サイトの見やすさ・操作性はもちろんですが、商品やサービスの良さがわかりやすく表現できていること、ユーザーに不安感を与えないこと、他社と比べて何がポイントなのか明確なことを特に心がけます。
また、SNSや接客対応、メール対応等、ユーザーに親近感を感じてもらえるコミュニケーションを考えてみてはいかがでしょうか。
必要としているユーザーに気づいてもらえるような情報発信が大切です。ユーザーがどのような悩みを持っているのか、自社商品やサービスに何を望んでいるのかを考え、専門的な情報を配信するコンテンツマーケティングでのブランディングもおすすめです。
リードを獲得したい
リード獲得とは自社に興味を持っていただいた、将来顧客になる可能性の高い見込み客のお名前やメールアドレスなどの情報を得ることですね。
ホームページからは、お問い合わせ、資料請求、ホワイトペーパーなどのダウンロード等から得られることが多いでしょう。
すべての消費者にやみくもにアプローチするのではなく、関心を持っていただいたお客様に効果的にアピールすることが可能になります。
リード獲得のためのポイント
- 「もっと知りたい」「これなら問題が解決しそう」とユーザーに興味を持っていただけるコンテンツや導線の設計
- ためらわせず行動を起こしてもらう工夫(CTA)
- フォームの入力が簡単でスムーズであること(EFO:エントリーフォーム最適化)
- 魅力あるホワイトペーパー
- コンテンツマーケティング
お客様の課題に合ったコンテンツをつくるためにお客様のリサーチも欠かせません。お客様の課題を自社のサービスでどう解決させることができるのか考えてコンテンツのプランを立てます。
また、既存のお客様に、どこを気に入っていただいているのかお伺いしてみてはいかがでしょうか。
また、リード獲得後は、見込み客と良い関係を築き、自社のファンになっていただけるような施策を準備することが大切ですね。見込み客の課題解決につながる情報発信で、より信頼感・購買意欲が高まります。
営業ツールとして活用したい
商品やサービスの魅力を伝え売り上げ向上を図りたいという目的はこちらです。
営業マンの代わりとして、商品紹介や効果のある営業トークを落とし込んだページで、24時間ユーザーを受付ます。
欲しい時に即申し込めれば機会損失を防ぎ、ユーザーの信頼にもつながりますね。
営業・販促のポイント
- 商品やサービス導入によって、どのようなメリットがあるか、ベネフィットをイメージしやすいこと
- よくある質問や不安を解決するコンテンツ
- 自社が選ばれる理由、違い
- 注文や支払い、発送、キャンセル等、購入の流れがわかりやすく不安のないこと
- お客様の声、レビュー等で信頼感アップ、購買意欲を後押し
- コンテンツマーケティング
商品をお持ちの方は、すぐに決済に結び付くネットショップをお考えの方のいらっしゃると思います。ECサイトを制作するのは大きな時間とコスト、セキュリティ面のリスクがありますが、ASPのサービスを導入したネットショップなら決済に関するリスクはある程度軽減されます。
名刺がわりの公式サイト「会社案内」を作りたい
現在ホームページがあることが当然のようになっていて、社名で検索してコーポレートサイトがないと信頼度が低下してしまうリスクがあります。「売りたい」というよりも会社を紹介して「信頼してほしい」という目的がこちらです。
また、今までパンフレットやカタログで作成していた「会社案内」を、コスト面からデジタル化したいという企業もあります。印刷物だと修正が入ると刷り直しが必要になりますが、Webサイトならすぐに編集が可能ですね。
「会社案内」で信頼感を与えるポイント
- お問い合わせ先の明示
- 紙媒体の「会社案内」と同様、理念や方針等会社の個性を表現する
- 社長の言葉や事業の思いを記載する
- わかりやすい事業内容
- よくあるご質問で顧客へのサポート
会社からのお知らせをタイムリーに発信できる投稿機能のあるホームページがおすすめです。
人材を募集したい
「マイナビ」「リクナビ」に頼り切らず、自社サイトでも人材募集を行いたいとお考えの方へ。離職率を低下させるために採用のミスマッチをなくしたり、採用に関する業務の効率化を図るため、採用情報を厚くすることに重点を置きます。
人材募集のポイント
- 社員インタビューや1日のスケジュール紹介等、仕事内容や採用後の自分をイメージしやすい内容
- 社長や人事からの思い・メッセージ
- 研修や資格取得サポート、福利厚生等、入社したらどのように成長できるかを紹介
- 仕事のやりがいだけではなく大変な面も紹介
- 先輩社員の活躍の様子や社内の写真・動画を紹介
- よくあるご質問、エントリーフォームの設置で人事業務を軽減
会社を表裏なく伝え、価値観の異なる人材を採用しないことで、人材と人事、お互いのコストと時間の無駄をなくしていきます。
多くの応募を集めるのではなく、長く育成していける人材を採用することを目的とします。
人事担当が良かったから会社を選んだという求職者も多いため、お問い合わせ対応も丁寧に。またLINEでのやりとりも増えているようです。
おわりに
今回、ホームページの目的を大きく5つに分けて、適したコンテンツ例をご紹介しました。せっかくホームページを制作するのだから、目的に沿ったコンテンツの計画を立てましょう。
すべての目的を叶えたい、というお客様もいらっしゃると思います。
一度にすべて取り入れなくても、プランを立てておけば、次はこのコンテンツを制作しようという見通しがつき、少しずつ理想のホームページに改善していくことが可能です。
このように今後の運用や施策立案にも、はじめの目的と計画が重要になります。
「ホームページのことは分からないから全部任せたい」と思っても、商品・サービスへの思いや営業方法等会社のことを一番理解しているのは会社の社長やスタッフです。丸ごとお任せより、一緒に方針を考えて構築する方がよいホームページが作れるのではないでしょうか。