中小企業のLINEスタンプ活用
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SNSマーケティングでインスタの投稿をはじめたけど、なかなかいいねがもらえない…。
フォロワーが思うように伸びない…。
そのようにお悩みの方、企業への親近感をアップさせる「企業キャラクター」をマーケティングに導入してみてはいかがでしょうか。
様々なメディアにキャラクターを登場させることで、企業の印象を強めます。
また、何度も触れるたび好意が増す「ザイオンス効果」も期待できます。
イラストだからできる「個性」を表現したり、投稿の固いイメージを和らげたりすることも可能です。
そこでおすすめしたいのが「LINEスタンプ」です。
無料で簡単にメッセージをやり取りできるLINEはユーザー数が多く、マーケティングでも利用されています。LINEスタンプもその魅力の一つです。
スタンプは言葉では伝えることが難しい感情のニュアンスを伝えたり、トークの空気を和ませます。
そのようなLINEスタンプを企業キャラクターで制作することを考えてみませんか?
目次
クリエイターズスタンプ
作成できるLINEスタンプには「プロモーションスタンプ」「クリエイターズスタンプ」があります。
「プロモーションスタンプ」は広告費などで多額の費用がかかる(数千万円かかることも)ため、予算をかけないなら「クリエイターズスタンプ」がおすすめです。
「クリエイターズスタンプ」は、個人・法人問わず誰でも販売可能で、LINE Creators Marketでの販売になります。主な特徴はこちらです。
- スタンプに使用期限がない
- ユーザーに無料ダウンロードの提供ができない(「友達追加や来店でスタンプ無料ダウンロード」などのキャンペーンはできません)
- 費用は制作費のみ。気軽に始められる
- 売り上げから手数料が引かれる
- 審査あり
LINE Creators Marketではかなりの数のスタンプが販売されているため、告知しなければユーザーに気づかれずに埋もれてしまいます。また、売り上げの35%が収入となります。このことから、クリエイターズスタンプで利益を上げることは大変難しいと言えます。
それでは、LINEスタンプを制作するメリットは何でしょうか。
中小企業がクリエイターズスタンプを制作するメリット
LINEスタンプを販売することで得られる収益よりも、認知拡大やブランディングなど、ユーザーとの関係性構築に期待できます。
ユーザーに普段の生活で使ってもらえれば、暮らしの中で企業とユーザーの接点が生まれます。何かのきっかけで会社を認知してもらえたり、キャラクターを覚えてもらえる可能性も上がります。
- 企業・キャラクターの認知拡大
- 身近に感じてもらうことでユーザーとの距離が近づく
- 企業のイメージアップ、ブランディング
- 顧客との話題づくり
- キャラクターがいることでSNS投稿がしやすくなる
例えば、「友達からのスタンプでよく見かけて、だんだん好きになってきた」「ある日SNSでも見かけた」「気になって検索したら、企業にキャラクター紹介ページがあった」
このように、何度か目にするうちに企業のことを認知したり、キャラクターへの親近感からサービスを選んでいただくきっかけになったりする可能性があります。
スタンプのメリットを生かすために行うこと
前述したように、ただスタンプの販売を開始しただけでは、他のスタンプに紛れて誰にも気づいてもらえません。販売後にはどんなことをすればよいのでしょうか。一例を挙げてみました。
- ホームページやSNSで販売していることを紹介(キャラクターのPR)
- SNSにキャラクターを登場させてユーザーと交流
- ホームページでキャラクターを紹介
- LINEでスタンプを使用する
とにかくユーザーの目に触れるよう、いろいろなメディアで発信して話題に上げることが必要です。知れば知るほど興味を持ってもらえるようなキャラ設定やストーリーを準備したいですね。
スタンプ制作のポイント
- ターゲット層に好まれるキャラクターであること
- 企業のコンセプトにマッチしていること
- キャラクター設定を行い、投稿者によってブレがないこと
商品やサービスのターゲット層が使いたくなるスタンプを制作します。
また、会社のイメージと異なるとブランディングになりません。「こういう理由があってこの動物にしました」「キャラクターが〇〇を持っているのは〇〇だからです」などとユーザーに説明ができるようなデザインにします。
SNSを投稿するスタッフによってキャラが変わってしまうのもおかしいので、制作前にあらかじめキャラ設定を考えておきましょう。
LINEスタンプを制作する
LINEスタンプの種類と必要な画像の枚数
LINEスタンプの種類はこちらです。
・通常スタンプ
・アニメーションスタンプ
・カスタムスタンプ
・メッセージスタンプ
・BIGスタンプ
・ポップアップスタンプ
・エフェクトスタンプ
準備する画像はスタンプの種類によります。
通常スタンプの場合、メイン画像1枚、スタンプ画像最低8枚(40枚まで可能)、トークルームタブ画像1枚が必要です。
下記の制作ガイドラインを参考に、どのスタンプを制作するかを検討しましょう。
LINE Creators Market 制作ガイドライン
制作方法
キャラクターのコンセプトをまとめ、そちらをもとに描画作業にかかります。
制作会社やクラウドソーシングで発注、または社内で制作を行います。オリジナルの画像でpng形式であれば、特に何を使用して制作するかなどの決まりはありません。
- ・手描きイラストをスキャナーで取り込む
- ・パソコンやタブレットでペイント系のソフトを使用して作成
- ・LINEスタンプメーカー(アプリをダウンロード。スマホで制作可能です)
「コンセプトは決まっているけどイラストが苦手」「イラストは描けるが、データ化が難しい」などのお悩みがありましたらお気軽にグローイングスタイルにご相談ください!
おわりに
LINEスタンプの制作メリットなどについてご紹介しました。
キャラクターの作り方やキャラクターマーケティングについて、こちらでもご紹介しています。よろしければご覧ください!
企業のSNSでは、広告感や売り込みへの警戒感を拭うのが難しいとお悩みの方もいらっしゃると思います。ユーザーとの距離を縮めたいけれど、企業としては丁寧に接することも大切です。そんな時に企業のマスコットキャラクターが親しみのある投稿をしやすくしてくれるかもしれません。
ただ、魅力あるキャラクターを作り上げるのは簡単ではありません。また、必ずしもイラストが上手でクオリティが高いLINEスタンプが人気だとは限りません。社内で案を出し合ってみてはいかがでしょうか。